2007年03月02日
なぜNHKはスクランブル化しない?
asahi.com:NHK受信料支払い義務化、今国会へ提出断念 - 社会
こんな強制的な法案を議論する前に、なぜ世間で叫ばれている「スクランブル化」について議論しないのかが不思議でならない。NHK自体はスクランブル放送について、下記のようにコメントしている。
「NHK新生プラン」へのご意見【NHKはスクランブル方式を導入するべきだ。】
お金を払った人だけが見ることのできるスクランブル方式は、一見合理的でわかりやすいと思われるかもしれません。
しかし、スクランブル方式を導入した場合、受信料を支払った人しかNHKの放送を見ることができなくなります。全国どこでも「あまねく」視聴いただけるようにする、という役割も果たせなくなります。地震や台風などの災害報道や、事件・事故などの緊急報道が、お金を払った人しか見られないことになり、それでは人々の生命・財産や生活を守るという、公共放送の使命が果たせません。
また、放送の内容についても、例えば映画やスポーツなど、より数多くの加入者を集めることのできる番組に偏りかねません。教育番組や福祉番組などを十分に放送できなくなるおそれがあります。
若い独身の方にとっては、「おかあさんといっしょ」は関係ないと思われるかもしれません。「みんなの手話」や介護などを扱う「福祉ネットワーク」などの番組は、多くの方にはあまり必要と感じられないかもしれません。でも、これらの番組を楽しみに待ち、大切に思っている方が、実はたくさんいらっしゃいます。
そして、スクランブル方式では、お金を払える人と払えない人との間の情報格差も生じます。
このような視点から、私は受信料が公共放送の財源として、最もふさわしいと考えています。視聴者のみなさんが、スクランブル方式の導入など、NHKの財源についてご議論をいただく際には、公共放送を支える受信料のこうした役割についても、ぜひ考えていただければ幸いです。
これを見ているとNHKという組織の体質がよくわかります。所詮公共放送はお役所商売。自分達の目線からしか物事を見れない性分なのでしょう。
経済的な問題で受信料が払えない家庭のスクランブルは解除すればいいだけだし、全国どこでも「あまねく」視聴させるという役割なんぞ、今の情勢からするとただの言い訳にしか聞こえない。民事手続きに金を使うぐらいなら、受信料を払った人だけが見れるスクランブル放送化に資金を注ぎ込んでもらいたい。
受信料の徴収率を上げる事しか頭になく、身内の不祥事に甘いNHK。そんな組織に公共の役割を担う資格はない。


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